ヒーローは遅れてやってくる!WHITE DIVISION 第3節 4回戦A卓レポート

6/19(日)23:27よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグWHITE DIVISION 第3節 4回戦A卓の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

鈴木 達也(日本プロ麻雀協会)

小林 剛(麻将連合μ)

石橋 伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

開始前の成績はこちら↓

今節絶好調でトータルポイントもプラスに戻している達也が、いきなり走る。

藤田のオヤリーチをかわしてリーチツモ。ウラが2枚乗ってマンガン。

幸先の良いスタートを切った。


東4局にも石橋から万全のオヤリーチが入るが

達也が押し切って石橋から3mで3900を打ち取る。


これはもう完全に達也の半荘になる。

そう確信したのだが、南1局で事件が起こる。

石橋がこのリーチ。

これに対し、ドラ3のテンパイで追いついた達也が6sを掴む。

8sが4枚見えており、9sは単騎待ちにしか当たらないため、9sを切れば済むのだが、達也はこの6sを少考の末にツモ切り、石橋に3900の放銃となってしまう。

直後の達也の表情がこれ↓

この放銃について、達也は対局後のコメントでも悔いた↓

控室でも「ああ、なんで9s切らなかったんだろう」としきりに悔いていたのが印象的であった。


すると、逆にここから息を吹き返したのが藤田。

次局に小林から8mでマンガンをアガり、達也を追いかける。


藤田はオーラス0本場で石橋にまくられるものの、1本場ではここから8mポン。

続いて4mチーでテンパイを果たす。

アガれば2着浮上。

達也直撃か、高目三色となる6sツモでトップまで突き抜けるテンパイだ。

終盤までもつれた結果、藤田が3sをツモアガリ。

2着浮上とはなるが、達也のトップまではまくれなかった・・・・かに見えたが・・・

なんと、これがハイテイできっちりトップ!

達也放銃の瞬間から前に出始め、最後の最後、藤田がオーラスのハイテイでトップを逆転していった。

正に、ヒーローは遅れてやってくるとでも言わんばかりの強烈な逆転劇で、藤田がトータルでも最下位を脱出して3節を終えている。


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)

藤田晋 invitational RTDリーグ

トッププロを招聘した長期リーグ戦「藤田晋 invitational RTDリーグ」。BLACK・WHITEの2リーグ戦を経て、準決勝・決勝にて年間チャンピオンを決定。AbemaTV麻雀チャンネルにて独占放送中のオリジナル番組です。

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