シーソーゲームを制したのは!?WHITE DIVISION 第2節 3回戦A卓レポート

5/14(土)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグWHITE DIVISION 第2節 3回戦A卓の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

瀬戸熊 直樹(日本プロ麻雀連盟)

鈴木 達也(日本プロ麻雀協会)

井出 康平(日本プロ麻雀連盟)

小林 剛(麻将連合μ)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。


開始前のポイントはこちら↓

ここまで苦しい展開の続いてきた小林だが、この半荘では東1局にマンガンツモで先制する。

ところが、その小林が東2局1本場でイーシャンテンから3sをツモ切りすると、達也の12000は12300に当たり、ラス目まで後退してしまった。

その達也はというと、このアガリで4万点台まで乗せてきたが、2本場で瀬戸熊にドラ単騎のチートイツをリーチでツモられ、一気に並ばれてしまう。

これに対して達也は、南場のオヤ番で小林とのリーチ合戦を制し、再び瀬戸熊を引き離してオーラスを迎える。

このオーラスで瀬戸熊が魅せた。

トップをまくるには3900が必要。

テンパイまでの最短距離としては打1sか4sで、この時点でどちらかの三色かに決める選択となる。

ドラが1mであるため、三色にならなくてもドラを活かした3900が狙えるよう、3900条件の選択としては打1sがマジョリティだろうか。

しかし、なんと瀬戸熊は、ここからスピードを犠牲にして打5pとした。

確かに、必ず高目三色のテンパイになる選択ではある。

この選択、打点を追う東場などであれば有力候補だが、スピード重視のこの局面で打てるものか。

結果、瀬戸熊は4mを引き、打1sで目論見通り3900以上確定のヤミテンを組む。

ほどなく小林の1pを捕え、トップを手中に収めた。

瀬戸熊がこのシーソーゲームを制し、通算7戦5トップ!!!

ここからさらに攻めていくと言う瀬戸熊がどこまで2位以下を引き離せるのか、注目である。


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)

藤田晋 invitational RTDリーグ

トッププロを招聘した長期リーグ戦「藤田晋 invitational RTDリーグ」。BLACK・WHITEの2リーグ戦を経て、準決勝・決勝にて年間チャンピオンを決定。AbemaTV麻雀チャンネルにて独占放送中のオリジナル番組です。

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