最速最強!多井の3連勝!BLACK DIVISION 第5節 3回戦A卓レポート
6/11(土)24:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第5節 3回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)
滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)
柴田 吉和(日本プロ麻雀連盟)
多井 隆晴(RMU)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
奇しくも5~8位という下位者4名の組み合わせとなった。
ここでトップを取り、上位への挑戦権を得るのはどのプレイヤーか。
流局を重ねた東1局2本場、滝沢から高目三色のリーチがかかる。
このリーチに対して多井が読みを入れて無スジを切り飛ばしていった。
多井「1枚目と2枚目の東の間が全部ツモ切りだから、東はトイツ落としかあ。なら、普通に早い両面テンパイかなあ。第1打が5mだし、3mは通りそうだな、勝負(`・ω・´)」
3mを打っていく。
さらに、1pをチーして・・・
多井「1pを切っているのに2p手出しリーチかあ。4pが手牌にありそうだなあ。4pが手の内にあるなら、4p7p待ちにはなりにくそう!勝負(`・ω・´)」
7pを切ってテンパイを組む。
ここに、イーシャンテンだったオヤの勝又が、1枚切れの北をツモ切りして多井が2600をアガり切った。
供託3本と2本場も回収して大きな収入。
そして、何より、ようやく多井らしい斬り込みが決まった。
その後も多井のペースで進行する。
東2局では、マンズのホンイツに向かいながらも、間に合わないと踏むとしっかり8s9sを残し、7s引きダマテンからの1人テンパイ。
東3局1本場では、タンピン三色のイーシャンテンから終盤に4sをチーしてテンパイを組み、即6mツモで1000・2000。
南2局1本場では、タンピンのイーシャンテンから4巡目に5mをチーして、すぐに勝又から5pでアガリ。やはり供託をきっちり回収する。
南3局でも9巡目に7mのポンテンを取ると、3sツモで2本場を処理。
柴田の追い上げをかわし、多井が最高打点1000・2000でトップを取り切った。
最速最強がキャッチフレーズの多井。
さすがに多井もこの内容には納得のようで、「ポイントを回復してきたことで、ようやく自分らしい麻雀が打てるようになった」と語った。
多井に持ち前の読みと速度が復活し、トータル最下位からの3連勝でついに5位まで浮上。
4連勝目がかかった次戦に注目が集まる。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)
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