藤田、12000を3発!BLACK DIVISION 第4節 3回戦A卓レポート
6/4(土)23:58よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第4節 3回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)
勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)
村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
全28戦のうち後半戦の初戦にあたる今回、藤田の大爆発となった。
東1局、藤田が7巡目に1pチーから仕掛け始めると、4pもアンカンしてテンパイ。
滝沢のリーチ宣言牌6pを捕えて、まずはハネマンの12000。
東4局にはトップ目でオヤ番を迎えると、滝沢の追いかけリーチに1度もツモらせずに一発ツモの4000オール。
続く1本場が圧巻だった。
村上の2巡目リーチにドラアンコで向かっていった藤田。
このテンパイを果たすが、9sが3枚切れていることもあり、冷静にヤミテンとする。
すると、次巡にツモ4m打5mとし、たった1巡でピンフが付いて9sでもアガれるようになってしまったのである。
藤田はヤミテンを続行し、すぐに勝又から村上の現物9sで12000を出アガリした。
藤田が3発の12000で大トップ目に立つ。
しかし、本当にすごいのはこの後だった。
南1局1本場で勝又が高目ダブ南のリーチ。
すぐにオヤの滝沢も追いかける。
すると、この2軒リーチに対して藤田も追いついた。
9sを切れば絶好に見える2p5p待ち。
9sは2人に通っていないが、通っていない牌が多い場であるため、9sを切ってもおかしくない。
しかし、藤田はここから安全牌の4pを抜く。
すると次巡、リーチしていたらツモ切りしなければならなかった南を持ってきて、きっちりオリに回った。
ウラドラが南だったため、もし藤田がリーチしていたら勝又に12000の放銃だったことになる。
大トップ目に立っても決して驕ることなく、冷静に立ち回ることができる。
正にトッププロのゲーム運びで、藤田の完勝であった。
自らもやはりそう思ったようで、渾身のドヤ顔で自画自賛である。
藤田「ぼくの中では完璧なゲーム運びでしたね( ̄▽ ̄)ドヤッ」
さすがにこの回は、ドヤッていいです社長!
藤田は総合順位こそ3位のままだったが、上位の白鳥・たろうとともにポイントを大きく伸ばした。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)
0コメント