門前派村上の鳴き! BLACK DIVISION 第3節 1回戦A卓レポート
5/21(土)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」およびAbemaTV FRESH!「RTDマンスリーリーグ公式チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第3節 1回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)
藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)
柴田 吉和(日本プロ麻雀連盟)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
東1局1本場、いきなり火花が散る。
北をポンしている北家柴田がカン2sもチーして生牌の發を打った。
これはホンイツテンパイでもおかしくない。
そんな仕掛けに対する村上。
ここからその發をポンして打7pとし、ホンイツに向かう。
ここで打7mとし、柴田の仕掛けをかわしにいく打ち手もいると思うが、そのように構えると、例えばこんな西を押すことができない。
このとき北をポンしている柴田は、実はこんな小四喜のイーシャンテン。
村上もその気配を感じてはいるが、自分の手牌に12000のリターンがあるからこそ、この西を押すことができるのである。
結果、村上の12000炸裂となった。
村上は、トップ目で迎えた南2局でも、4pポンから積極的に仕掛けていったが、そこに滝沢のオヤリーチがかかる。
そのリーチに対し、北をポンして競りかける北家村上だったが、すぐに滝沢のアタリ牌7mを引いてしまう。
自らもマンガンのテンパイであるため、これは打ってもおかしくないが、村上は熟考の末、比較的安全な打5pで凌ぐ。
すると、オーラスのアガリ競争で望外のハネ満をツモってトップ。
リーチで勝ってきた村上が、鳴きの多用でトップを取る珍しい半荘となった。
門前派村上は、鳴いても強し。
それは、門前のときと同じように、自らのリターンを大きく構えることができるからである。
トータルポイントでもマイナスを2桁に戻した村上の、追撃開始。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)
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