多井vs平賀、3連勝を賭けた戦いの行方は!? RTDリーグ2017 BLACK DIVISION 第2節 11、12回戦レポート

2/27(月)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDリーグBLACK DIVISION 第2節 11、12回戦の様子をお届けします。

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。


11回戦の対局者は、起家から順に

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

平賀 聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)

多井 隆晴(RMU)

猿川 真寿(日本プロ麻雀連盟)

10回戦終了時の成績はこちら↓

多井vs平賀の連勝対決に注目が集まるが、常に局面をリードしたのは藤田だった。

まずは東1局に平賀が先制リーチ。

これに対し、一発で無スジの1pをツモ切りし、西をポンした藤田が1000オールでさっとかわす。

「思い通りの手順でリーチしたけど、藤田さんにさばかれて( ;´・ω・`)だった」と語る平賀だったが、次局にも先制リーチを放つ。

まずはここから打9s。

すると、次巡に裏目の8sを持ってきてしまうのだが、平賀はノータイムで3sを打ち出していった。

そして、カン5pを引き入れると、迷いなくフリテンリーチ。

平賀「1日を通じて、いい感じで気持ちよく打てていたし、入り目もカン5ピンだったので迷いなくリーチにいけた。他家は多井さんが早そうな捨て牌だったけど、けっこう迷いながら打っていた感じなので、全体的にそんなに早くないと思っていた」

この「気持ちよく打てている」という表現には、筆者もかなりしっくりきた。

1節目と違い、2節目の平賀は、いつも通り自由に泳ぎ回っているように見えていたからだ。


ところが、「周りは遅い」という平賀の読みに反し、同巡に藤田からオヤリーチが入ってしまう。

これには肝を冷やした平賀だったが、一発ツモで一蹴。

ウラも乗ってハネマンに仕上げてみせた。


しかし、藤田も食らいつく。

南3局には、ここから7mを切って両面ターツを払っていくと、8巡目に3pチーで2mの片アガリテンパイを組む。

ここに、多井のオヤリーチが襲い掛かるも、多井から2mでアガり切り、意志のこもった三色を完成させ、オーラスへ。


オーラス0本場のノーテン罰符で平賀をまくった藤田は、1本場でも果敢に7pポンから入る。

しかし、同巡、平賀の1p4pリーチが入って万事休す。


オヤの猿川が1pを打って平賀がアガり、3連勝を決めた。

終始攻めの姿勢を崩さずに平賀を追い詰めた藤田だったが、あと一歩のところで平賀を止められず、平賀が3連勝で2節目を終えている。



続く12回戦では、東1局に白鳥が2m4m5mから5mを先切りする見事な手順で三色をアガり切ると、白鳥らしくリードをうまく使いながら堅実に逃げ切りを決めた。

白鳥が念願の初トップで最下位を脱出し、2節目を終えている。


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)


■次回はWHITE DIVISION!!7、8回戦を 3/2(木)21:00~ AbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定


藤田晋 invitational RTDリーグ

トッププロを招聘した長期リーグ戦「藤田晋 invitational RTDリーグ」。BLACK・WHITEの2リーグ戦を経て、準決勝・決勝にて年間チャンピオンを決定。AbemaTV麻雀チャンネルにて独占放送中のオリジナル番組です。

0コメント

  • 1000 / 1000